アンチパリの勝利ーロクシタン

花の都パリは、誰もの憧れ。

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南仏の田舎に住んでる私としては、
地方の良さを声を大にして説くけど
きらびやかなパリにはどうも分が悪いのです。

ところが、南仏生まれで世界に名を馳せるブランドが有りました。

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プロヴァンスの風景

ロクシタンです。
ロクシタンとはフランスを含めた、イタリア、スペインの地中海沿岸で
話されていたオック語の事です。冠詞が付いてロック語になります。

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中世の吟遊詩人

中世の頃、宮廷を渡り歩いた吟遊詩人たちが
この言葉で色々な詩歌を伝えています。
オクシタニと言えば南仏地方の事です。やっぱり冠詞がつくとロクシタニです。

創業者のオリヴィエ・ボウサンは南仏らしさをコンセプトにする為
敢えてロクシタンをブランド名としました。

住んでみると分かるのですが、
ロクシタンカラーの黄色やオレンジは
南仏の太陽、ひまわり、土の色。
ブルーは雲ひとつない空の色。
紫は勿論ラベンダーの色です。

70年代、23歳のオリヴィエが土地で採れるハーブを使って抽出したオイルを
ローカルのマルシェ(市場)で売り始めたのがブランドの始まりです。

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シアバター配合のハンドクリームはヒット商品

化学畑の友人イヴが参入、自然の成分を使った製品を市場に送り出します。
80年代、アフリカのブキナ ファソでシアの木に出逢い
シアバターを保湿成分として配合するアイディアを得ます。

シア・シリーズの誕生です。

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コルシカ島に咲いているイモーテルもこの様にして、成分に配合されました。

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イモーテル ディヴァイン シリーズ

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順風満帆に見えるオリヴィエの事業ですが、
実は90年代に倒産の危機に瀕します。

その時にオーストリアの実業家が参入して、企業を建て直しました。
以前、私が読んだ記事には、この実業家が化粧品パッケージの専門家で
ロクシタンのリルッキングを行ってから、大幅に売り上げを伸ばしたと有りましたが
今探して見たらどこにも出てきません。

ただパッケージは本当に可愛くなり、値段も手頃なので
こちらでもギフトとして喜ばれています。

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抜群に可愛いパッケージ

プロヴァンスの香りを世界中に広めたロクシタン
現在は世界中に2000件ものブティックを保有する
大企業となりましたが、
創業者オリヴィエのプロヴァンスの素晴らしさを
世界に配信するというコンセプトは今日も生き続けています。

私も微力ながら、「プロヴァンスは素敵だ」を皆様にお贈りいたします。

ア ビアン ト
(それではまた)

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由香梨

コルドバは霧の中 part1

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スペイン南端のアンダルシア地方コルドバへ行って来ました。

あいにくの霧雨、しかも、ナビが全然機能しないのです。
何しろホテルはメスキータと云う世界遺産の真ん前。
この辺りは歩行者専用地区で、一般のクルマの乗り入れが出来ません。
そんな訳で、街中に入りいいとこまで行くのですが進入禁止で
肝心のホテルに近ずけない(゚o゚;;
もうとっくに日も暮れ切って、行ったり来たりグルグル、グルグル。
雨の中、街灯が景色を染め上げて、美しいのがせめてもの救いです。

今夜は、もう野宿覚悟だ、と開き直るしかない(^◇^;)

グアダルキビール川にかかるローマ橋

とにかく、グアダルキビール川沿いの一番近い橋をインプット。
1個手前の橋まで何とか辿り着き、進入禁止を無視して川沿いを入って行ったら、
ライトアップされたローマ橋が見えて来た、右手にはメスキータ*\(^o^)/*

メスキータは8世紀に建てられたイスラム教徒のモスクで、
スペインの国土回復戦争(レコンキエスタ)の後
キリスト教の大聖堂として転用されました。
中に赤と白の二重アーチが800本以上立っている有名な建物です。
昔は1200本以上の柱が林立、2万5千人を収容する大モスクでした。

 

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メスキータには800本以上の柱が林立

25年前に見たはずなのに、初めて見る様な大感動。
凄く大きな長方形(174×137)の建物で壁には、美しいアラベスクの浮き彫り模様。
野宿覚悟のコルドバ堂々めぐりも一瞬で忘れ去り、
ホテルにチェックインも束の間、直ぐに夜霧のコルドバに繰り出して行きました。

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ホテルの部屋から見たメスキータ

何しろホテルはメスキータのサンタ・カタリーナ門の真ん前。
部屋の窓を開けると、壁の模様がガーンと目の前に広がる絶好地です。
メスキータ側の観光地を避けて、ローマ橋対岸に写真を撮りながら渡って行きました。

 

 

対岸は14世紀、エンリケとペドロ1世の異母兄弟間で
国王の地位をかけて戦った激戦地だったそうです。

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左の魚は美味しくて半分は食べてから慌ててフォトショット

現在は市民の生活の場となり、メスキータ側の観光地とは一線を画し
レストランもカフェもバーもあるのかないのか…。
看板の有りそうな方角に歩いて行ったら、人が沢山入っているレストラン発見。
中に入ると、材料を選んでその場で揚げて貰い、熱々を食べるフライ屋でした。
ハーフサイズを頼んだのに、1キロぐらいの魚のフライが出てきて
主人と二人で食べるのに苦労しましたが、とても美味でした。

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アイスクリームより軽いだけど美味しい

その後は、帰り道のカフェで何だか分からないが美味しいらしいデザートをシェアして、
カフェ・ソロ(エスプレッソ)でお勘定。

そして、メスキータ側に戻ってタブラオで、フラメンコを見ながらサングリアをチビチビ。
ダンサーもギターも歌手もノリまくって最高の舞台を堪能しました。

酔い醒ましに世界遺産の周りを散歩、ライフスタイルも段々スペイン風になり
夜空には月も出てきて最高の気分で一日を終えました。

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コルドバは眠らない

 

アラーの神のご加護でしょうか?

ブエノスノウチェス(おやすみなさい)

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